本文へスキップ
くらしのモノ比較
キッチン公開 更新

ラップ・保存袋おすすめ7選を比較【2026年最新】|材質で決まる可否

食品用ラップ3つと保存袋4つを、材質・耐熱耐冷温度・1mまたは1枚あたりの単価で比較しました。ポリ塩化ビニリデンとポリエチレンという2つの材質で、密着性・酸素の通しにくさ・加熱の可否がほぼ決まってしまいます。ラップと保存袋の価格は確認日つきです。

PR本サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、商品リンク経由の購入により運営者が収益を得る場合があります。

ラップ3つ・保存袋4つ 材質・耐熱耐冷・単価の比較

価格は各商品欄に記載した確認日時点のものです。最新の価格・在庫は各販売ページでご確認ください。

商品価格種類材質サイズ枚数1枚あたり耐冷温度電子レンジ湯せん密閉レビュー耐熱温度1mあたり湯せん・煮沸添加物原産国冷凍その他厚さ送料コメント購入リンク
1枚あたり最安

岩谷マテリアル

アイラップ 家庭用 25cm×35cm 60枚入

¥1482026年8月10日時点保存袋(マチ付きポリ袋)ポリエチレン25cm×35cm60枚約2.5円-30度可(耐熱皿にのせる・密封しない)可(鍋底に耐熱皿を敷く)チャックなし(口を結ぶ)4.48/42件1枚約2.5円。レンジも湯せんも使える唯一の袋。
ラップの基準

クレハ

NEWクレラップ お徳用レギュラー 30cm×50m

¥4552026年8月10日時点ラップポリ塩化ビニリデン(柔軟剤:脂肪酸誘導体/安定剤:エポキシ化植物油)30cm×50m-60度4.55/73件140度約9.1円不可サランラップと同じ材質・同じ耐熱で1mあたり約半分。

宇部フィルム

宇部フィルム ポリラップ 30cm×100m

¥4622026年8月10日時点ラップポリエチレン30cm×100m-20度1件(評価は総合評価に達していない)110度約4.6円添加物ゼロ(粘着付与剤なども不使用)添加物ゼロのポリエチレン。1mあたり約4.6円で最安。

旭化成ホームプロダクツ

サランラップ 30cm×50m 1本

¥8312026年8月10日時点ラップポリ塩化ビニリデン30cm×50m-60度可(油性の強い食品を直接包んだままは不可)4.58/45件140度約16.6円不可日本酸素を通しにくく、酸や塩分にも強い。単価は最高値。

旭化成ホームプロダクツ

ジップロック イージージッパー M 大容量 25枚入

¥9732026年8月10日時点保存袋(スライダー付き)ポリエチレン縦17.7cm×横20.0cm25枚約38.9円-70度不可80度スライダーで速い。ただし耐熱80度・1枚約39円。
冷凍向き

旭化成ホームプロダクツ

ジップロック フリーザーバッグ M 大容量 45枚入

¥9752026年8月10日時点保存袋(ジッパー付き)ポリエチレン45枚約21.7円-70度加熱は不可/解凍のみ可(ジッパーの一部を開ける)密封ジッパー(内側から開きにくい構造)100度不可日付・内容物を書き込めるスペースつき耐冷-70度の厚手。電子レンジは解凍だけ。

日本サニパック

日本サニパック U15 おトクなフリーザー用ポリ袋 半透明 200枚

¥1,1802026年8月10日時点保存袋(フリーザー用ポリ袋)ポリエチレン165mm×265mm(マチ10mm)200枚約5.9円チャックなし0.015mm送料込み200枚で1枚約5.9円。チャックなしの小分け専用。

食品用ラップと保存袋は、見た目がほとんど同じで値段が何倍も違います。50mで831円のラップと、100mで462円のラップ。45枚で975円の袋と、200枚で1,180円の袋。

楽天市場で買えるラップ3つ・保存袋4つを並べたところ、単価の差はほぼ材質だけで説明がつきました。そしてその材質は、包めるか・凍らせられるか・チンできるかを同時に決めてしまいます。

この記事が向いていない人

どれがいちばん密着するかを数字で知りたい人。 「密着性がよい」「ハリ・コシがある」は各社書いていますが、比較できる数値はどこにもありません。今回も実際に使い比べたテストは行っていないので、使用感の順位はつけられません。

ラップだけ、袋だけを比べたい人。 この記事はラップ3つと袋4つを並べています。用途が重なる部分があるからで、片方だけを深く掘る内容にはなっていません。

エコの観点だけで選びたい人。 材質による燃やしたときの挙動には触れますが、環境負荷の総量を比べてはいません。

材質は2種類しかない

7つの材質を並べると、きれいに2つに割れます。

商品 種類 材質 耐熱 耐冷
サランラップ ラップ ポリ塩化ビニリデン 140度 -60度
NEWクレラップ ラップ ポリ塩化ビニリデン 140度 -60度
ポリラップ ラップ ポリエチレン 110度 -20度
アイラップ ポリエチレン 記載なし(120度以上で破損) -30度
ジップロック フリーザーバッグM ポリエチレン 100度 -70度
ジップロック イージージッパーM ポリエチレン 80度 -70度
日本サニパック U15 ポリエチレン 記載なし 記載なし

ポリ塩化ビニリデンは2つだけで、どちらもラップ。残る5つはすべてポリエチレンです。

そして耐熱140度・耐冷-60度という数字は、ポリ塩化ビニリデンの2つで完全に一致しています。サランラップとNEWクレラップは、材質も耐熱も耐冷も同じでした。

単価は材質でほぼ決まる

商品 内容量 税込価格 単価
サランラップ 30cm×50m 831円 約16.6円/m
NEWクレラップ 30cm×50m 455円 約9.1円/m
ポリラップ 30cm×100m 462円 約4.6円/m
アイラップ 60枚 148円 約2.5円/枚
日本サニパック U15 200枚 1,180円 約5.9円/枚
ジップロック フリーザーバッグM 45枚 975円 約21.7円/枚
ジップロック イージージッパーM 25枚 973円 約38.9円/枚

ラップ3つは、ポリ塩化ビニリデン(16.6円・9.1円)とポリエチレン(4.6円)で3倍以上開きます。

袋4つは、チャックのないもの(2.5円・5.9円)とジッパーのあるもの(21.7円・38.9円)で8倍以上開きます。

材質と閉じ方。この2つで単価の説明はほぼ終わります。

選ぶ基準は3つ

1. 酸素を通すかどうか

サランラップだけが「酸素を通しにくく、食品の変質を防ぎます」と明記しています。ポリ塩化ビニリデンの特性で、NEWクレラップも同じ材質です。

これが効くのは、冷蔵庫で2〜3日置く食品です。切った野菜、残った肉、乾燥させたくないパン。

逆に、すぐ食べるものを1時間覆うだけならこの性能は意味を持ちません。ポリラップの4.6円で足ります。

サランラップはさらに「酸や塩分にも強いので、梅干し・レモン等を包むのにも適しています」と書いています。ここは今回で唯一の記述でした。

2. 火を通せるかどうか

ここがいちばん誤解の多いところです。

電子レンジ加熱ができる — サランラップ、NEWクレラップ、アイラップ

電子レンジは解凍のみ — ジップロック フリーザーバッグM

電子レンジは不可 — ジップロック イージージッパーM

湯せんができる — アイラップだけ

ジップロックのフリーザーバッグは、販売ページに「電子レンジ加熱には使用しない」「鍋に火をかけた状態での湯せんには使用しない」と明記されています。解凍のときも「ジッパーの一部を開けて解凍する」「油分の多い食品(カレー、シチューなど)は溶けて穴が開くおそれがあるので、電子レンジでは解凍しない」という条件つきです。

イージージッパーにいたっては耐熱80度で、電子レンジは解凍も含めて不可

そのなかでアイラップだけが、「電子レンジでの料理の解凍に(耐熱皿にのせてご使用ください)」「熱湯での解凍・蒸し・温めに(鍋底に耐熱皿を敷いてご使用ください)」と両方を認めています。袋のまま火を通せるのは今回1つだけです。

ただしアイラップも無条件ではありません。120度以上で破損・溶融の危険があり、密封しないこと、必ず耐熱皿にのせることが条件です。

3. 閉じ方にいくら払うか

保存袋4つの差は、閉じ方とその値段です。

商品 閉じ方 1枚あたり
アイラップ チャックなし(口を結ぶ) 約2.5円
日本サニパック U15 チャックなし 約5.9円
ジップロック フリーザーバッグM 密封ジッパー 約21.7円
ジップロック イージージッパーM スライダー 約38.9円

チャックがつくと単価が4〜9倍になります。

その差に見合うのは、汁気のあるものを入れるときです。フリーザーバッグMは「内側から開きにくい密封ジッパー」で、カレーやミートソースを想定した設計。アイラップのレビューにも「汁気が多いものは漏れます。容器に入れる必要があります」という声がありました。

イージージッパーのスライダーは、開け閉めの速さに約39円払う選択です。同じ973円でフリーザーバッグMは45枚買えるので、枚数はほぼ半分になります

7つを見ていく

商品画像は楽天の販売ページのサムネイルです。価格・仕様の表示はいずれも2026年8月10日時点のものです。

1枚2.5円で火まで通せる — アイラップ 家庭用 60枚

25cm×35cmのマチ付きポリ袋が60枚で148円。1枚約2.5円と、今回7つで最も安い単価です。

電子レンジ加熱と湯せんの両方に使えるのは今回でここだけ。下ごしらえした食材を袋のまま温められます。マチ付きで自立しやすく、そのまま冷蔵庫に入れられるのも扱いやすい。

弱点は3つ。チャックがないので口を結ぶ必要があり、汁気の多いものは漏れます。耐冷-30度で、ジップロックの-70度より冷凍の余裕が小さい。そして電子レンジで120度以上になると破損するため、必ず耐熱皿にのせる必要があります。

ラップの基準 — NEWクレラップ お徳用レギュラー 30cm×50m

30cm×50mで455円、1mあたり約9.1円。ポリ塩化ビニリデンで耐熱140度・耐冷-60度。サランラップと材質も温度も同じで、単価は約半分です。

レビュー73件・評価4.55は今回7つで最も母数があります。ミニ22cm、ミニミニ15cmと幅の選択肢もあり、使い分けができます。

引っかかるのは添加物で、柔軟剤として脂肪酸誘導体、安定剤としてエポキシ化植物油を使っています。無添加を選びたい人はここで外れます。販売ページに原産国の記載もありません。

1mあたり最安のラップ — 宇部フィルム ポリラップ 30cm×100m

30cm×100mで462円、1mあたり約4.6円。ポリエチレン製で、粘着付与剤などの添加物を一切使っていません

100m巻きなので、価格はクレラップとほぼ同じで長さが倍。燃やしても塩素系ガスやダイオキシンが出ない素材である点も明記されています。

弱点は温度の幅で、耐熱110度・耐冷-20度。冷凍の長期保存には向きません。ポリエチレンは塩化ビニリデン系より密着しにくく、酸素も通しやすい。そしてこのショップのレビューは1件だけで、使用感の材料がほとんどありません。

酸素とにおいに強い — サランラップ 30cm×50m

30cm×50mで831円、1mあたり約16.6円。今回7つで最も高い単価です。

その代わり、酸素を通しにくくにおいも移りにくい、酸や塩分にも強いと、性能の根拠が具体的に書かれています。耐熱140度・耐冷-60度は今回のラップ3つで最も幅が広い。梅干しやレモンを直接包めるという記述も、今回ここだけでした。

弱点は単価そのもの。同じ材質・同じ耐熱のクレラップの1.8倍です。湯せん・煮沸には使えないので、袋のように加熱調理へ転用することもできません。

スライダーの速さに39円 — ジップロック イージージッパー M 25枚

縦17.7cm×横20.0cmが25枚で973円、1枚約38.9円。今回7つで最も高い単価です。

スライダーを引くだけで閉まるので、片手がふさがっていても扱えます。耐冷-70度で冷凍にも対応。サイズが明記されているので、収まりを事前に計算できます。

弱点ははっきりしていて、耐熱80度で電子レンジが解凍も含めて不可なこと。そして同じ約973円でフリーザーバッグMなら45枚買えるので、閉じ方の便利さに枚数の半分を払う形になります。

冷凍の本命 — ジップロック フリーザーバッグ M 大容量 45枚

45枚で975円、1枚約21.7円。耐熱100度・耐冷-70度で、厚手の素材。

内側から開きにくい密封ジッパーで、液体を入れても漏れにくい設計です。日付や中身を書き込めるスペースがあり、下味冷凍や作り置きの管理に向きます。

制約も明確です。電子レンジ加熱は不可。解凍でも油分の多い食品は穴が開くおそれがあり、自然解凍・流水解凍が推奨されています。湯せんも不可。1枚約21.7円はアイラップの約8.7倍で、使い捨てにはためらう単価です。

小分け専用と割り切る — 日本サニパック U15 200枚

165mm×265mm(マチ10mm)が200枚で1,180円、送料込み。1枚約5.9円で、フリーザーバッグMの4分の1です。

厚さ0.015mmとサイズが明記されていて、小分け用としての仕様は読めます。送料込みの表示なので、単品で買っても単価が変わりません。

弱点は3つ。チャックがないので閉じる方法を自分で用意する必要があること。耐熱・耐冷温度が販売ページに書かれておらず、冷凍の下限が読めないこと。そして165×265mmと小さく、大きな食材や作り置きのまとめ保存には向かないことです。

使い方別のおすすめ

状況・優先すること 選ぶもの 単価
数日置く食品を包みたい サランラップ 30cm×50m 約16.6円/m
ふだん使いのラップを安くしたい NEWクレラップ 30cm×50m 約9.1円/m
添加物を避けたい・すぐ食べるものを覆う ポリラップ 30cm×100m 約4.6円/m
袋のまま温めたい・下ごしらえに使いたい アイラップ 60枚 約2.5円/枚
汁気のあるものを冷凍したい ジップロック フリーザーバッグ M 約21.7円/枚
片手で開け閉めしたい ジップロック イージージッパー M 約38.9円/枚
小分けを大量に使いたい 日本サニパック U15 200枚 約5.9円/枚

価格・送料はいずれも改定が入りやすく、同じ商品でも店舗によって条件が違います。上の表は各販売ページの2026年8月10日時点の表示にもとづくものです。

まとめ

7つを並べて分かったのは、単価の差は性能の差とかなり正直に対応しているということでした。

ポリ塩化ビニリデンは高く、酸素を通しにくく、耐熱耐冷の幅が広い。ポリエチレンは安く、密着しにくく、温度の幅が狭い。チャックは高く、汁気に強い。チャックなしは安く、漏れる。例外はほとんどありません。

ひとつだけ例外があるとすれば、サランラップとNEWクレラップです。材質も耐熱も耐冷も同じで、1mあたりは16.6円と9.1円。書かれている仕様の範囲では、この1.8倍を説明する材料が見つかりませんでした。違いがあるとすれば、添加物の構成、切れやすさ、フィルムのコシといった、販売ページの表示からは読み取れない部分です。

そしてアイラップは、今回の並びのなかで異質でした。1枚2.5円で、電子レンジも湯せんも通る。安さと機能が逆方向に振れている唯一の商品です。その代わり漏れます。汁気のあるものは容器かジッパー付きの袋に回す、という前提で使う道具でした。

なお、この記事の評価は各販売ページの仕様表示・価格表示(2026年8月10日確認)を並べた整理です。7つを実際に使い比べたテストは行っていません。密着性や切れやすさ、冷凍焼けの起きにくさは、書かれた仕様からは判断できない部分です。どこまで確認しているかは運営者についてに書いています。

この記事の最終更新はです。 価格は商品ごとに記載した確認日時点のものであり、変動します。購入前に必ず販売ページで最新の内容をご確認ください。